ビットコインはリアルタイムレートがインターネット上で公開されています。
これを見れば相場が上がっているか下がっているかは一目瞭然なので買うタイミングを見極める上で便利な要素と言えます。
しかしながら相場が分かったところでいつ買えばいいのか決定できるとは限りません。
理論上は最も下がったタイミングで購入し、最も上がったところで売れば利益を出すことが出来ます。ところが何を以て最大と判断し、何を以て最小とするのかは難しいところです。
仮想通貨は株などと比べても変動が激しいとされており、相当取引に慣れている方でも確実に見抜くことは不可能とされます。
特に仮想通貨に関するニュースが流れた時にはレートは大きく上下します。
しかし、ニュースが流れた瞬間からマーケットは敏感に反応するのでニュースを見てから動き出してもほとんど間に合いません。売却する際のタイミングとされているのが価格が上がり始めた時です。
上がり切ってから売るのが良いと思われがちですが、上がり切っているかどうか判断するのは難しく、また上がり切るとすぐに下がってしまうのでかなりタイミングがシビアになります。
そのため、上がり始めた時に売るのが初心者の間はセオリーとなります。
仮想通貨購入のリスクは?
仮想通貨は国や地域に枠にとらわれない通貨として注目を集めています。ただし、リスクがないわけではありません。
仮想通貨はインターネット上で管理されるため、ハッキングなどのリスクにさらされる可能性があります。取引所はそのことを把握しているので、通常はセキュリティ体制をかなり強固にしています。ビットコインを始めとする仮想通貨は脅威にさらされにくいブロックチェーンというシステムで管理されているという特徴があります。
しかし、中にはセキュリティ体制が十分でない取引所が存在するのも事実です。
取引所などを選ぶ際には手数料だけで判断するのではなく、セキュリティ体制を充実させているかをチェックするようにしましょう。
世の中にはリアルマネーも含めて様々な通貨があります。これらはいずれも使用している方々の信用によって成り立っています。
世界的に信用を獲得している円であっても、通貨として認める方がいなくなれば紙切れと化してしまいます。
今後多くの方が仮想通貨を使用することになればますます信用性が増していくことでしょう。
そうなれば国を問わず使えるメリットがより感じられやすくなります。